Experiment #0004

高精度の寸法調整が可能な平割の技術により正方形のユニットを作り出し、長細い直線的なものというイメージがある竹をモザイクタイルのように面として広がるパターンへと生まれ変わらせる試み。グラフィカルな印象の中にも竹の円弧断面に由来する立体感が触覚にも訴える。中央に埋め込まれたアクリルはガラス、金属で置き換えられたり、中央部を貫通させるなど、様々な応用展開が可能。

Design: 綾 利洋(o-lab)
Skills: 平割側面削り
Materials: 白竹・胡麻竹・アクリル板

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TAKESADA SHOTEN

1877年京都太秦にてに創業した竹定商店は、竹の育成・伐採から竹製品への加工まで一貫して手がけることを強みとする職人集団です。独特のしなやかさ、強さ、繊細さ、滑沢さを合わせ持つ自然の竹を、職人の丁寧な手仕事と豊富な機械設備を駆使した精密加工の組み合わせによって変幻自在に、様々な竹製品へと昇華し続けてきました。竹の魅力に約140年もの間取り憑かれ続けている私達は、この不思議で奥深い竹の魅力を知り、伝え、後世に伝承することを使命と感じています。これからも歴史に学び、竹の伝統文化やものづくり技術を存続させるとともに、竹の未知の可能性を発見すべく新しい挑戦も続けていきます。

www.takesada-shoten.co.jp