CONCEPT MICHIKUについて

竹は古来より日本の生活の中であまねく使われてきましたが、現在その主な用途は伝統的和文化に関連するものに留まっています。近年の流通量の減少は、私たちがその価値について十分に知らないまま竹の文化が衰退してしまう危険性を示唆しています。

MICHIKUは、約140年の間竹と関わりあってきた京都太秦の竹定商店が持つ知識・技術と、現代の文脈の中で生きる建築家・デザイナー等クリエイターの発想を掛け合わせ、今まで私たちが知らなかったような竹の新しい可能性を発見するための場です。歴史に学び伝統に敬意を払いながら、従来の竹加工の発想に捉われずに様々な実験をおこなっています。

運営 : 株式会社竹定商店
クリエイティブディレクション : Oliver Franz (silent.), 綾 利洋 (o-lab)

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TAKESADA SHOTEN

1877年京都太秦にてに創業した竹定商店は、竹の育成・伐採から竹製品への加工まで一貫して手がけることを強みとする職人集団です。独特のしなやかさ、強さ、繊細さ、滑沢さを合わせ持つ自然の竹を、職人の丁寧な手仕事と豊富な機械設備を駆使した精密加工の組み合わせによって変幻自在に、様々な竹製品へと昇華し続けてきました。竹の魅力に約140年もの間取り憑かれ続けている私達は、この不思議で奥深い竹の魅力を知り、伝え、後世に伝承することを使命と感じています。これからも歴史に学び、竹の伝統文化やものづくり技術を存続させるとともに、竹の未知の可能性を発見すべく新しい挑戦も続けていきます。

www.takesada-shoten.co.jp