Experiment #0003

精巧な側面削りを施すことで、隙間なく並べることや断面を表に見せた壁材作りが可能となる。異なった種類の竹を様々な幅で平割し、それぞれに染めや塗装を行い、固定する。これらの違う表情の竹を組み合わせることで、リズミカルなパターンを作り出す。また、「部分的に竹の厚みを変化させる」「重なりを作る」などして固定することで、立体感を出し、凹凸による存在感を生み、より印象的な空間を構成することができる。また、一部を別の素材変え挿入することも可能。

Design: Oliver Franz (silent.)
Skills: 平割側面削り
Materials: 煤染竹・胡麻竹・メタリック塗装

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TAKESADA SHOTEN

1877年京都太秦にてに創業した竹定商店は、竹の育成・伐採から竹製品への加工まで一貫して手がけることを強みとする職人集団です。独特のしなやかさ、強さ、繊細さ、滑沢さを合わせ持つ自然の竹を、職人の丁寧な手仕事と豊富な機械設備を駆使した精密加工の組み合わせによって変幻自在に、様々な竹製品へと昇華し続けてきました。竹の魅力に約140年もの間取り憑かれ続けている私達は、この不思議で奥深い竹の魅力を知り、伝え、後世に伝承することを使命と感じています。これからも歴史に学び、竹の伝統文化やものづくり技術を存続させるとともに、竹の未知の可能性を発見すべく新しい挑戦も続けていきます。

www.takesada-shoten.co.jp