丸竹を90°分切り取り、主に出隅などコーナー部の目隠しとして使用される4分の1カットの加工法を応用し、花・四葉のクローバーを連想させるリングユニットを作り出した。微小孔を施し、京都宇治で作られる正絹の組紐のグリッドに沿って浮遊させることにより、竹に付きまといがちな和のイメージから解放された、ポップで愛らしいスクリーンが生まれた。今回はほぼ同じ寸法のリングユニットで構成されているが、径の差がより大きい竹からなるリングユニットを混在させることでより動的な印象のスクリーンを作り出すことも可能である。
Design: 綾 利洋(o-lab)
Skills: 4分の1カット
Materials: 白竹・黒竹・青染竹・正絹組紐