Experiment #0001

平割し、節位置を合わせて貼り合わせることで角ばった棒状の竹材を創り出す立体貼りの技術のうち、通常出隅の目隠し等で用いられる二方貼を応用したパネルデザイン。白竹と黒染竹をペアとする三角形の断面を持つ角材が連続して並ぶことでストライプ状の平面が構成され、パネルの前を移動する際に「ほぼ白竹→ストライプ→ほぼ黒染竹」といった動的な視覚的印象の変化を生み出すことができる。

Design: 綾 利洋(o-lab)
Skills: 平割二方貼
Materials: 白竹・黒染竹

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TAKESADA SHOTEN

1877年京都太秦にてに創業した竹定商店は、竹の育成・伐採から竹製品への加工まで一貫して手がけることを強みとする職人集団です。独特のしなやかさ、強さ、繊細さ、滑沢さを合わせ持つ自然の竹を、職人の丁寧な手仕事と豊富な機械設備を駆使した精密加工の組み合わせによって変幻自在に、様々な竹製品へと昇華し続けてきました。竹の魅力に約140年もの間取り憑かれ続けている私達は、この不思議で奥深い竹の魅力を知り、伝え、後世に伝承することを使命と感じています。これからも歴史に学び、竹の伝統文化やものづくり技術を存続させるとともに、竹の未知の可能性を発見すべく新しい挑戦も続けていきます。

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