「竹」は、他の木材とは異なる性質を持っており、古来より日本で親しまれてきた素材の一つ。日本の四季折々の環境の中でも、その性質の特性である竹の繊維質と弾力性は、随所に生かされている。このデザインもまた、その特性を生かし、そしてよりフレキシブルに対応するためのデザインとしての試み。枠を作り、その枠の中で竹の弧の美しさを利用しながら組み上げていく。種類・色・幅・高さ・長さを空間に合わせて自由に遊ぶことのできる組み合わせ自在なパネル。
Design: Oliver Franz (silent.)
Skills: 平割・側面削り
Materials: 白竹・水性塗装・ミダスメタル塗装